俳優・安田正利さん死去 間質性肺炎で…18年3月、舞台途中降板

 劇団民藝の俳優・安田正利(やすだ・まさとし)さんが2月26日、間質性肺炎のため、都内の病院で亡くなったことが4日、劇団民藝から発表された。87歳。葬儀は2月29日に家族で執り行われた。

 同劇団によると、2018年2・3月公演「神と人とのあいだ 第一部・審判」の公演中の同年3月、間質性肺炎で途中降板。入院生活を送っていた。

 安田さんは1933年1月11日、東京都出身。54年に劇団民藝附属水品演劇研究所に入所し、55年に「ヴィルヘルム・テル」で初舞台。65年に劇団員となる。

 主な舞台は「島」「こわれがめ」など。13年「どろんどろん」の地方公演では、亡くなった大滝秀治さんに代わって鶴屋南北役を務めた。18年2・3月公演「神と人のあいだ 第一部 審判」に首席弁護人役で公演中に間質性肺炎で途中降板していた。

 86年から95年までテレビ東京で放送された「極める」で奈良岡朋子とともにナレーションも務めていた。

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