ライブ決行に賛否の東京事変、5公演を中止…YOSHIKIは繰り返し警鐘

 椎名林檎率いるユニット「東京事変」が、今月21日までに予定していた全国5公演を中止する、と公式サイトで発表した。同バンドは2月29日、政府からイベント自粛要請が出される中、東京国際フォーラムで観客を入れたライブを決行。賛否の声があがっていた。

 公式サイトでは6、7日の大阪・フェスティバルホール公演、14、15日の仙台サンプラザホール、21日の札幌文化芸術劇場hitaruでの公演の中止が発表された。2月29日の東京公演がツアー初日だった。

 公式サイトでは「今後の公演について、改めてメンバー全員とスタッフで考え、話し合いました。その結果、現在の国内の状況に鑑み、以下の5公演を中止することといたしました」と報告。振り替え公演も検討していることを説明し、「土壇場でのご案内となりましたことを、改めてお詫び申し上げます」と大阪公演前日の発表となったことを謝罪した。

 2月29日のライブ決行の判断については、ネット上で「(自粛ムードの中)よくやった」という声があがる一方、反対の声も。X JAPANのYOSHIKIもツイッターで2月29日から今月3日まで再三にわたり警鐘を鳴らしてきた。

 【以下、YOSHIKIのツイッターでの呼びかけ】

▼2月29日「もし、この“2週間”の間に自分のコンサートがあったとしたら、無観客ライブでさえもやらないと思う ファンの安全はもちろん、スタッフ及びメンバーの安全も大切だから」

▼3月1日「苦渋の決断を伴うかもしれないけど、今このタイミングで、コンサートを行う行為、及び参加は、危険な行為だと思う...全ての人々に対して。」「コンサートをキャンセルすることが、どれだけ大変な事なのかを、多分自分は知ってる。だけど今の状況は、選択肢とかじゃないような気がする。命より大切なものなんてないと思う。だからこそ自分も含めて、冷静な判断が必要。皆さんの安全を祈っています」

▼3月3日「今このタイミングで、日本でのコンサートを開催、及び参加しているみんなへ、自己責任っていう問題じゃないと思うよ。批判じゃないよ、批判してる時間なんかない。戦っているのは、対人じゃ無くて、対ウイルス。今からでも、自分も含めて、冷静な判断のもとにそれぞれができることをしよう。」

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス