吉村界人がカンテレドラマでたたき上げ俳優を熱演「滑稽で人間らしい姿を見て」
俳優・吉村界人(27)が、3月5日深夜放送のカンテレ「エ・キ・ス・ト・ラ!!!」(深夜0・56=関西ローカル)第8話で、エキストラ出身のたたき上げ主演俳優を演じる。
吉村は若手個性派俳優として、ドラマ「獣になれない私たち」や映画化された「おまえはまだグンマを知らない」などに出演し、存在感を見せた。エキストラにスポットライトをあてた今作品では、第1話から元エキストラの主演俳優・高城蓮役で出演している。
ドラマでは、長いエキストラ時代を経てようやくつかんだ主演作が打ち切りの危機となり、視聴率アップを狙った独自のテコ入れ策で大暴走するという役どころ。吉村は「今を一喜一憂しながら踏ん張ろうとしている姿を演じるということはとても不思議で面白い感覚でした。すべて真剣に生きているゆえの滑稽すぎているところ。本気の人って僕は好きなんです」と撮影を振り返った。
これまで間宮祥太朗や橋本マナミ、松尾諭、ニッチェ・江上敬子、筧美和子、笠松将、渡辺哲がゲスト主役として登場した全10話の「エ・キ・ス・ト・ラ!!!」。今後は吉村らレギュラーキャストが主役のストーリーとなる。「滑稽を演じているのではなくて、本気で演じてみた結果、滑稽になってしまった人間らしい姿を見てほしい」と見どころを語った。