「会いに行ける」もう古い?ソフトバンク5Gで会いに来るAKB 新感覚の映像体験

 5G新サービスを体験したAKB48と田臥勇太選手(右から3人目)ら
 5G新サービスに大興奮のAKB48 
 ARで河村勇輝選手と共演する田臥選手
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 柏木由紀(28)、横山由依(27)らAKB48のメンバー7人が5日、都内で開かれたソフトバンクの「5G(第5世代移動通信システム)新商品・新サービスに関する発表会」にゲストで登場。高速大容量などの特性を生かした新サービス「5G LAB」を体験し、「会いに行けるアイドルが会いに来るアイドルになる」(横山)と、新時代のエンターテインメント到来を予告した。

 ファンとアイドルの交流が新しい形となる。この日発表となった新サービス「5G LAB」は、「AR SQUARE」、「VR SQUARE」、「FR SQUARE」、「GAME SQUARE」の4つ。臨場感あふれる視聴体験を実現するサービスで、これまでなかった体験、体感をスマートフォンで得られる。

 AKBは会場で実際に体験。サービス開始に合わせ、シングル「失恋、ありがとう」(18日発売)のミュージックビデオ(MV)を、多視点機能の「FR SQUARE」で配信するが、これによりファンは選抜メンバー18人から最大3人を選び、その人が主役になる視点で映像を見ることが可能となる。お気に入りをセンターで楽しめるのだ。このシングルで初センターの山内瑞葵(18)は「センターの1人に選んでいただけたらうれしい」と、映像でのセンターにも意欲を見せた。

 「AR SQUARE」は実際の風景にデジタルデータを合成する拡張現実の機能で、好きなタレントと同じ空間に立ちツーショットや共演が可能だ。この日は柏木のデジタルデータに横山が両手を合わせハートマークを作った。「VR SQUARE」はライブやスポーツ観戦を特等席や複数視点で観戦するサービス。AKBの劇場公演の映像で体験した小栗有以(18)は「すごいです。最前列より近いです。劇場に来られなくても楽しめる」と、驚きを隠せなかった。

 まさにエンタメ、スポーツの世界の体験価値を大きく変えるラインアップ。柏木は「もっと楽しさを提供できる」と、さらなる広がりを期待した。

 発表会にはプロバスケットボールの田臥勇太選手(39)も登場。「AR」機能で身長3メートルの河村勇輝選手と日本2大スーパーポイントガードの共演映像を体験し「プレーの細かいところまで見られる。子供の頃にあったらもっとうまくなれた」と感想を話していた。

 27日の5G商用サービス開始に合わせ、ソフトバンクでは5G対応の新スマホ4機種を発売。「5G基本料」が2年間無料のキャンペーンを実施する。

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