お笑いコンビ・ＴＫＯの木下隆行（４８）が１５日をもって所属する松竹芸能を退社することが５日、発表された。ＴＫＯは解散せず、相方の木本武宏（４８）は松竹芸能に残留。木下はフリーとして活動するという。

　同社は「昨年から木下とは今後についての話し合いを重ね、最近になって別々の道でやろうという結論になった」と説明。昨年１０月に報じられた木下による後輩芸人へのパワハラ騒動について「（話し合いの）きっかけにはなっている」と、退社の原因の一つであることを示唆した。木本は、最終的に結論には納得しているという。

　木下は発表後にツイッターで「ご報告　わたくし木下は３月１５日をもって松竹芸能を退所する事となりました」と退社を報告。「僕はフリーで木本は引き続き松竹芸能でＴＫＯとしてこれからもよろしくお願いします」と今後を説明し、「なにより僕を２８年間育ててくれた松竹芸能に感謝いたします　ファンの皆様、関係者の皆様、今後とも変わらぬご愛顧の程よろしくお願いします」と述べた。

　松竹芸能によると、決まっているコンビ活動はないというが、「番組からのＴＫＯへのオファーがあれば、出る場合はある」という。また、木下がレギュラーを務めるＭＢＳラジオ「ゴチャ・まぜっ天国！」（木曜、後１１・３０）の出演に変更はないとした。