蓮舫氏が指摘、中韓入国者の待機に強制力はない政府対応に「全てが不明で不安が増幅」
立憲民主党の蓮舫副代表が7日、ツイッターに新規投稿。新型コロナウイルスの感染拡大防止策として中国と韓国からの入国者に要請する「2週間待機」の詳細について、加藤勝信厚労相が「予約したホテルなどに滞在してもらう。あくまで『要請』で強制力はない」と本人に委ねる姿勢を示唆したことに対して、「全てが不明でむしろ不安が増幅する」と危機感を示した。
蓮舫氏は「感染リスクからの待機なのに要請で、強制ではない。しかも成田と関空に空港を絞ったため、待機拒否して公共交通機関で長距離移動されたらどうするのか。2週間の待機コストは誰が支払うのか。科学的根拠はどこに」と問うた。
政府側は、検疫法の措置ではなく「あくまで要請」であるとして、強制力はないとしている。そのため、宿泊費や交通費は自己負担になる可能性がある。
蓮舫氏は「全てが不明でむしろ不安が増幅する安倍総理の政治決断」と苦言を呈した。