YOSHIKI 義援金1000万円、コロナ被害支援も表明【これまでの慈善活動】

 X JAPAN・YOSHIKIが8日、東日本大震災の発生から11日で9年となるのを前に、義援金1000万円を日本赤十字社に寄付したことを発表。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、追悼式典などが中止に追い込まれる中、「3・11はまだ終わっていません。復興が進まない地域や、心身の痛みが癒えない方々に対しても、支援が継続的に行われることを願っています」とのメッセージも発信した。

 2010年に自らの基金を設立するなど、慈善活動に積極的に取り組んでいることで知られるが、新型コロナウイルスの感染拡大についても「経済的なダメージを伴う自粛や、治療薬やワクチンの開発などの研究に対して、国や企業そして僕らも支援できる受け皿となる機関が至急必要なのでは、と思っています。その場合、自分も支援をさせていただきます」とコメント。被害対策への支援も表明した。

 YOSHIKIは、阪神淡路大震災、熊本地震など、国内の被災地に向けた支援に限らず、米国で発生したハリケーン被災地への支援など、国境を越え、様々な慈善活動を行っている。以下、改めてYOSHIKIの慈善活動を振り返る。

▼1995年 【阪神・淡路大震災】 被災地の小中学校にX JAPANとしてピアノを10台寄贈

▼2009年 X JAPANの香港公演へ200人の孤児をコンサートに招待、コンサート収益の一部を寄付

▼2009年 【中国・四川大地震】 被災地に音楽施設を寄贈

▼2011年 【東日本大震災復興支援】 チャリティーオークションでX JAPANのラストライブで使用した自らのクリスタルピアノの落札金額1100円を全額寄付

▼2015年 【東日本大震災復興支援】 X JAPANとして石巻で行った震災復興ライブの収益金2828万9358円を全額寄付

▼2016年 【東日本震災復興支援】 チャリティーオークションで愛用ドラムセットの落札金額600万円を全額寄付

▼2016年 【熊本地震】 1000万円寄付

▼2017年 【米ハリケーン・ハービー被害】 米・赤十字社へ2万5000ドル(275万円)寄付、チャリティ財団MusiCares(C)へ10万ドル(1127万円)を寄付

▼2018年 【西日本豪雨】 被災地へ1000万円寄付

▼2018年 「24時間テレビ」出演時に目録を持参。300万円寄付

▼2019年 【台風19号】 日本赤十字社に対し1000万円寄付。【台風15号】 日本赤十字社に対し1000万円寄付。レオナルド・ディカプリオが立ち上げたEarth Allianceによる【アマゾン熱帯雨林基金】へ10万ドル(約1000万円)寄付。【京都アニメーション】支援金の預かり専用口座へ1000万円寄付。アメリカのマイアミ大学フロスト音楽校へ15万ドル(約1600万円)寄付。【韓国・江原道山林火災】 被災した子供達の支援の為、「ChildFund Korea」へ1億ウォン(約1000万円)寄付。

▼2020年 【オーストラリア森林火災】災害救助と復興支援を行っている豪赤十字と、熱帯雨林の保護活動を行っている米レインフォレスト・トラストの保全活動基金に対し、総額10万ドル(約1000万円)の寄付。

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