小林よしのり氏が立憲枝野代表の政府支持を危惧「個が弱い日本人は戒厳令に従うかも」
漫画家の小林よしのり氏が10日、自身のブログを更新。個人の権利を制約する「緊急事態宣言」が出される可能性を指摘し、特措法の改正案に協力姿勢を打ち出している立憲民主党の枝野幸男代表が「政府の独裁体制を支持してしまうだろう」と危機感を示した。さらに、同氏は「日本人は『個』が弱いので、戒厳令を出されても従うかもしれない」と警鐘を鳴らした。
小林氏は「コロナのピークは3か月後になるとか、東京で病院に1日4万人が押し寄せる事態になるとか予想が出るうちに、これに乗じて、政府が『緊急事態宣言』に踏み切る可能性も出てきた」と指摘。さらに、「コロナ対策で『特措法』の改正案を政府は出すつもりのようだが、立憲民主党の枝野幸男がこれに賛成するらしい」と現状を説明した。
同氏は「『外出自粛要請』などの『私権制限』をされるかもしれず、憲法で保障された『集会の自由』も制限されるかもしれず、今後の『ゴー宣道場』の開催も危うい」と問題点を挙げ、「(立憲民主党の)山尾志桜里氏が枝野幸男に独裁に繋がる法的な欠陥を指摘して、警告をしているが、枝野は『個』が弱いから政府の独裁体制を支持してしまうだろう」と危惧した。
小林氏は「もはやコロナの集団ヒステリー状態になっているので、戒厳令敷いても国民は従うかもしれない。それほどまでに日本人は個が弱い」と、今後に不安を寄せた。