宝塚歌劇12日から公演再中止 9日に再開したばかり ファン「一番恐れていたパターン」
宝塚歌劇団は11日、兵庫・宝塚大劇場と東京宝塚劇場の公演を、再び12日から19日まで休演すると発表した。同劇団では9日に再開したばかり。
休演するのは東京宝塚劇場で公演中の雪組「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」と、兵庫・宝塚大劇場で13日に初日を迎える花組新トップスター柚香光のお披露目公演「はいからさんが通る」。
3月10日に示された「新型コロナウイルス感染症対策本部」の政府方針を受けてのもの。現時点では、3月20日公演から再開予定だが「今後の新型コロナウイルスの感染状況や、政府方針等によっては予定が変更となる場合がございます」としている。
劇団では両劇場にサーモグラフィーを設置し、体温測定なども実施し、9日から再開したばかり。宝塚大劇場では再開当日の9日に、星組公演「眩耀の谷~舞い降りた新星~/Ray-星の光線-」の千秋楽を行い、10日からは花組公演の準備のため、公演していなかった。また東京宝塚劇場は9日が元々休演日だったため、10日に昼夜2公演と、本日11日の13時30分からの公演の3公演のみの上演となった。
9日の再開で、世間では賛否両論飛び交っていた。そして今回再中止となり、ネットなどでは「当たり前」「政府が強く要請したのかな」「宝塚がこうなっちゃうとなぁ…影響は大きい」「自粛自粛に光が見えたと思っていたのに」「一番恐れていたパターン」といった声が並んでいた。