センバツ中止に出場経験芸能人がエール ゴルゴ「野球より命」、美木「前向きに」
今春の選抜高校野球大会の中止が11日に発表されたことを受け、1974年の第46回大会に岡山東商のレギュラー三塁手として出場した俳優・美木良介(62)が同日、デイリースポーツの取材に応じた。
美木は「私の人生の中で甲子園出場から得たものは計り知れないほど大きなものです。チームで勝ち取った春の選抜出場がなくなることは選手の皆さんにとって本当に耐えがたいことだと思います」と球児の心中を配慮。「今、日本中が混乱の中にいますが、その悲しみを、辛さを何としてでも前向きなパワーに変えて夏の甲子園を目指してください!きっとこの経験は選手の皆さんの人生に生きるはずです。ファイト!」とエールを送った。
85年の第57回大会に熊谷商(埼玉)のベンチ入りメンバーとして出場したお笑いコンビ・TIMのゴルゴ松本(52)は「今回に限っては、野球より命が大切です。全員の命を守ることが未来につながる」とコメント。相方のレッド吉田(54)も「つらい決断だと思います!でも、前を向いて上を向いて歩くしかないです!」とした。