YOSHIKI、涙の訴え コロナ流行下でのイベント開催にNO!
死者、行方不明者、震災関連死を合わせ2万2167人が犠牲となった東日本大震災は11日、発生から9年を迎えた。
X JAPANのYOSHIKIは同日、ネット放送「YOSHIKIチャンネル」で、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授と新型コロナウイルスをテーマに緊急対談した。
YOSHIKIはファンを案じて声を詰まらせ、涙声で「スタッフに止められたけど、問題提起することだけでも意義がある」と生放送に踏み切った経緯を説明した。
日本がイベント自粛に入った時期に、YOSHIKIは強行開催する動きに対し「今このタイミングで、コンサートを行う行為、及び参加は、危険な行為だと思う」とツイッターで警鐘をならし、賛否両論があった。
この日は、批判も受け止めたうえで「目先の利益のために将来的な利益を見失わないで」と未来のために対応が必要と訴えた。山中教授も「人類初めての経験。やりすぎというくらいの対策を。先手先手である必要がある」と応じた。1時間半の放送を終えたYOSHIKIは「こういう時に音楽を届けなきゃいけない」と立ち上がり、ピアノで「Forever Love」を生演奏した。