鳩山元首相が香川県議会の「ゲーム1時間条例」に苦言「基本は家庭で決めることだ」
鳩山由紀夫元首相が19日、ツイッターに新規投稿。香川県議会で、18歳未満を対象にコンピューターゲームの利用時間を1日60分までに制約する目安を盛り込んだ全国初の条例が成立したことを受けて「基本は家庭で決めることだ」と苦言を呈した。
鳩山氏は「香川県議会が子どもがゲームをする時間を1時間とする条例を作った。我が家もかつてゲーム好きの息子に1時間までと約束させたことがある」と自身の子育て経験も踏まえ、「基本は家庭で決めることだ」と持論を展開した。
さらに、鳩山氏は香川県議会議員が「出張」と称して税金で海外旅行をしていたとして裁判にもなった事例を挙げて、「香川県議会は3年前税金で海外旅行して殆ど遊んでいた過去をお持ちだ。子どもたちより前に自らを律するほうが先決ではなかったか」と皮肉を込めた。
香川県議会で成立した「ネット・ゲーム依存症対策条例」は4月1日から施行。ゲーム利用時間を1日60分、休日は90分とした。また、スマートフォンの利用についても制約を設け、中学生以下が午後9時まで、それ以外は午後10時までを目安としている。