橋下徹氏 東京五輪は「センバツですら実施できない日本ができるわけない」
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が19日、フジテレビ系で生放送された「直撃!シンソウ坂上」に出演。新型コロナウイルスなど、様々な問題についてコメントした。
予定通りの開催か、延期か中止かで揺れる東京五輪について、橋下氏は「センバツ、あれぐらいのこと実施できない日本が、オリンピックなんてできるわけないじゃないですか。センバツですらやらないってことは、あとで様子見で収束待ってオリンピックやりましょう、ってことにはなかなか世界は同意してくれない」とコメントした。
19日に開幕予定だった「第92回選抜高校野球大会」について、日本高校野球連盟と毎日新聞社は今月4日、無観客での開催に向けた準備を進めると発表していたが、11日になって、中止を発表した。
東国原英夫は「無観客の方向で、って言っといて、ドタキャンですよ、あれはダメ」とコメントしていた。
橋下氏はまた「僕らが“感染の広がりを止めるためにオリンピック中止”って言うのは簡単ですけど、全人生をかけてる選手の立場に立てば、実施する方向にやっていかないと、選手としてはたまらないんじゃないんじゃないですか」と、東京五輪に命をかけていたアスリートたちの心情を思いやっていた。