海老蔵 親子3人“そろい踏み”決定 十三代目市川團十郎白猿襲名興行で
歌舞伎俳優の市川海老蔵(42)が十三代目市川團十郎白猿を襲名する、5~7月に東京・歌舞伎座で行われる披露興行の出演者が19日、明らかになった。
7月の夜の部で上演される舞踊「團十郎娘」には長女の四代目市川ぼたんこと堀越麗禾(8)が出演。同公演で八代目市川新之助を襲名し、6、7月の舞台に出演する長男・堀越勸玄(6)と共に、親子3人が同じ舞台で“そろい踏み”することが正式に決定した。
ぼたんが出演する舞踊「團十郎娘」は、七代目團十郎が江戸時代の文化10年に近江八景になぞらえた八変化の所作事の中の一つで、八代目も九代目も踊っている作品。海老蔵、麗禾、勸玄の親子3人が同じ日の舞台に上がるのは、本公演では初めてのこととなる。