嵐 世界一!日本のアーティスト初 ベスト盤が「19年最も売れたアルバム」認定
国民的アイドルグループ・嵐が昨年6月にリリースしたアルバム「5×20 All the BEST!! 1999-2019」が、国際レコード産業連盟(IFPI)によって「2019年に世界で最も売れたアルバム」に認定され、「Global Album of 2019」を受賞したことが19日、分かった。日本のアーティストによる同賞獲得は史上初。2005年以降、トップ10入りさえ果たせていなかっただけに快挙だ。
「世界中に嵐を巻き起こしましょう」-かつて相葉雅紀(37)が放った“名言”を実現させるかのように、嵐のアルバムが世界一に輝いた。ランキング上位は、2位にテイラー・スウィフト(30)、3位にBTS、4位にレディー・ガガ(33)と、そうそうたる顔ぶれ。今年のグラミー賞で主要4部門を含む5冠を達成したビリー・アイリッシュ(18)が5位となった。
CDセールスとダウンロード数(サブスクリプションは含まず)の合算で、嵐の「5×20-」は330万枚を記録。IFPIの規定によって、ミュージックビデオを収録したDVD「5×20 All the BEST!! CLIPS 1999-2019」の売り上げもカウントされる“追い風”はあったが、次点のスウィフトを10万枚上回った。
IFPIには約60カ国の1300社が加盟。嵐の快挙は各国に英語でリポートされ、グループについて「The band、who are national icons in Japan(日本を象徴するグループ)」と紹介した。
同連盟のフランシス・ムーアCEOは「20年間の音楽活動を通じて、アジア全域に巨大で熱狂的なファン層を築いてきた。彼らの驚異的な売り上げを誇る作品群と長いキャリアの証しとして、嵐の本賞の受賞を祝福したい」とコメント。節目の年、ARASHIの名が世界にとどろいた。