立川志らく 大阪-兵庫の往来自粛要請に「なんであんなけんか腰に?」
落語家の立川志らくが20日、MCを務めるTBS系「グッとラック!」に出演。19日に、吉村洋文大阪府知事が府民に兵庫県への、井戸敏三兵庫県知事が県民に大阪府への不要不急の往来を3連休中は避けるよう要請したことに関連し「なんで兵庫側があんなけんか腰になるのか」と疑問を呈した。
吉村知事は会見で、18日までに専門家から連絡があったとし「兵庫県は1人の二次感染者から何人に感染するかを表す指標が1を超えている」と指摘。一方の井戸知事は「大阪だってお互いさま。だいたい人のことはあまり言わない方がいい」と反論した。その上で「不要不急の大阪やその他の地域への往来、外出や会合は自粛してください」と呼びかけた。両府県トップの“舌戦”に志らくは「大阪側が(兵庫県側へ感染防止策について)電話の一本でも入れりゃあいいじゃないか。そんな感じがするけど」と首をひねった。
コメンテーターの厚切りジェイソンが「(往来をやめればどれだけ感染者が減るという)試算をしなかったのかな。何のために自粛要請するのか」と疑問を投げかけると、志らくは「行き来をやめればおそらくこれくらい減るだろう、と言ってくれたらみんな分かるだろう。じゃあ我慢しようかとかって」と同調した。
さらに、コメンテーターの社会起業家の山崎大祐氏が「一つ大きな問題だと思うのは、この情報が兵庫県側に行ってないのかということ。これだけ重要な試算があるなら兵庫県側も握ってなきゃいけない」と指摘。志らくも「だから電話の一本でも入れとけと。何も言わないから兵庫県側も怒っちゃう」と話した。