新朝ドラ「エール」で「六甲おろし」披露へ 1936年発表の名曲に虎党感激!?
昭和を代表する作曲家・古関裕而氏をモデルに、俳優・窪田正孝(31)が主演するNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、総合、前8・00)が30日にスタートする。古関氏は通称「六甲おろし」で親しまれる「阪神タイガースの歌」を作曲したことで知られ、物語が進む中で、虎党のアイデンティティーともいえる名曲が披露される可能性は高い。
主人公・古山裕一のモデルとなった古関氏は、1936年に「大阪タイガースの歌」を発表。制作統括の土屋勝裕氏は「六甲おろし」登場の詳細について「これからのお楽しみ」としながらも、構想を温めているようだ。
第1週は、裕一の音楽の才能が芽吹き始める幼少期を中心に描かれる。裕一の少年時代を演じるのは子役の石田星空(せら)。裕一の妻・金子(きんこ=二階堂ふみ)の少女期を務める清水香帆と共に、昨年の子役オーディションで約200人の中から選ばれた。
繊細な表現力で裕一を演じた石田を、窪田は「幼少期を演じる皆さんの演技が本当に素晴らしくて、正直、衝撃を受けました」と絶賛。石田とは自身が主演した昨年のフジテレビ系月9ドラマ「ラジエーションハウス」で共演しており、「大人になってからの面影をちゃんと残していて、僕たちのパートにつなげてくれている」と話した。