小倉智昭、自営業の苦悩を小池知事にぶつける 週末に宴会予約「悩んでいる」
東京都の小池百合子知事が27日、フジテレビ系「とくダネ!」に生出演した。飲食店を経営しているキャスターの小倉智昭は、週末の不要不急の外出自粛について率直な声をぶつけた。
週末と平日夜の不要不急の外出自粛要請が出され2日。スーパーなどの買い占めが始まった一方、花見にはまだ多くの人が集まるなど都民はまだまだ混乱している様子。ただ飲食店などは自粛だけ要請され補償について言及がなかったことに、不満の声も上がっている。
小倉も「飲食店の皆さん、困っていらっしゃる。私もちっぽけな店をやってるんですが、土日どうしようかと話し合ったが、9人、10人の宴会が入っている。こっちから(客に)問い合わせてどうしてもやりたいとなれば、仕方ない。今後考えやらざるを得ない。お店で考え方が違う。悩んでいる」と率直な意見を伝えた。
これに小池知事は「営業ということで経済にも影響がある」と小倉の言い分に耳を傾けたが「ただ一方でこの間、ぜひ皆さんと協力しながら。日本はなかなか法律的にダメとはいかないんですが、法律がなければいいかというとそうではない。ぜひそこは…」とコメント。小倉も「自主努力?」と悩ましげな表情を浮かべていた。
その後、小池知事は東京都が行っている企業向け、個人向けのセーフティーネットを詳しく紹介。「年度末、支払期限ございますし、そこをしのげないと企業の皆さん、大変なことになる。年度末を越えた融資を融通するという様な仕組みも作っている。これによってセーフティーネット準備しているので、ぜひ、ご相談待っております」と呼びかけていた。