辛坊氏、パワハラ疑惑の聴取に憤慨「降板後に来る意味ある?」「組織がゆがんでる」

 フリーアナウンサーの辛坊治郎氏(63)が28日、ABCラジオ「週刊ニュース解説 辛坊治郎のズバリ&どうよ!」(土曜、後0・30)に出演。キャスターを務めていたBS日テレ「深層NEWS」(月~金曜、後10・00)の降板に触れた。

 辛坊氏は「某局の人間が、去年の12月そこで何があったかを、人事局の偉い人が大阪まで来て聞き取りに来る」と明かし、BS日テレの「深層NEWS」をめぐるパワハラ疑惑について、日本テレビから聴取されることを明かした。

 週刊文春が今年1月、同番組の総合デスクである女性のAさんへのパワハラ疑惑を報道した。一貫して疑惑を否定している辛坊氏は「去年の12月の話を…今ごろ、番組を降板した後に聞き取りに来ることに、どんな意味があるのこれ?」と憤慨。「人事局の人だったら、ハナから客観的じゃないだろ。ゆがんでるだろ。組織自体の作り方が」と猛批判した。

 辛坊氏は、同局内でヘイトスピーチに近い怪文書が作られ、公然とばらまかれたとして「それをもとに週刊誌はさらにウソを重ねて記事を載せた。一連のことに誰も責任を取っていないし、ひと言の釈明もない。社内でそんな怪文書をつくって、誰も何も言ってこないっておかしくない?」と疑問を呈した。

 「誰かが責任を取るべきだろう。この責任はちゃんと追及していかないといけないよね、っていうのが今後の課題」と続けた辛坊氏。“某局”と局名は伏せていたが、興奮のあまり「日本テレビの…」と話してしまい、共演者を笑わせていた。

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