自粛要請の中「花見会」の首相夫人に批判続出 宇多丸「何にも感じてないのかしら」

 新型コロナウイルス感染拡大防止対策として東京都による野外の宴会自粛要請が出ていた今月下旬、安倍晋三首相の妻・昭恵さんが都内で芸能人と花見をしていたとNEWSポストセブンが報じた問題で、27日夜に放送されたTOKYO MXの生番組「バラいろダンディ」で、昭恵夫人の行動への批判が相次いだ。

 報道について、安倍首相は27日、国会で「都内のプライベートなスペース、レストランで知人と会合を持った際に、みんなで記念写真を撮る際に、桜を背景に記念の撮影を行ったということ。東京都が自粛を求めていた花見のような宴会を行っていた事実はない」と説明した。

 ライムスターの宇多丸は「桜の件もそうだけど、森友問題のアレで、御自身が(名誉校長として)関与していることで、(文書改ざんに関与し、自殺した近畿財務局職員の)手記が出て、人が死んでるわけじゃないですか。そういうことも含めて、このご時世も含めて、単にほんわかした人で済ましていいのか。人としてちょっと疑っちゃうレベルですよね、何か。何にも感じてないのかしらと思っちゃう」と、昭恵夫人の鈍感ともとれる行動に驚きを隠せず。

 浅草キッドの水道橋博士も「ちょっとこれは度が過ぎてますね」とあきれ、「花見じゃないったって、10人以上で宴会をして花の前で写真を撮ってるわけだから、それはOKなの?」と、安倍首相の説明にもツッコミ。

 プロデューサーでタレントのデーブ・スペクターは「常識がなくて、アキレ夫人と呼びたいくらい」と得意のダジャレで斬り、司会の宮崎謙介元衆院議員も「アキレス腱なんじゃないかな」とダジャレをかぶせていた。

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