ジャルジャル福徳の小説デビュー作が母校・関西大の推薦図書に 6700人の新入生に紹介
お笑いコンビ・ジャルジャルの福徳秀介(36)の小説デビュー作「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」(5月11日刊行予定、小学館)が、母校・関西大の新入生向けの「推薦図書」に選出された。同大学が29日までに発表した。
関西大の4キャンパスそれぞれの図書館に福徳の著書が配架される予定で、4月1日に入学する約6700人に「新入生に贈る100冊+1」としてパンフレットが配られる。5月の発売後には、約3万人いる関西大の学生が電子書籍を通じて無料で読むことも計画されている。
学生の読書離れに歯止めをかけようと、関西大では18年から芝井敬司学長(64)と大手書店・丸善雄松堂、紀伊國屋書店がコラボし、新入生に薦める図書100冊を選出している。関西大の担当者は「本学出身の福徳さんのデビュー小説を、急きょプラスワンとして選出しました」とした。
福徳の小説デビュー作は、関西大の千里山キャンパスを舞台にした学生の恋愛がからんだ青春ドラマ。ジャルジャルは福徳と相方の後藤淳平(36)がともに、06年に同大学を卒業している。