こぶしファクトリー解散 無観客ライブで5年4カ月の活動に終止符

 ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・こぶしファクトリーが30日、東京・TOKYO DOME CITY HALLで無観客開催された「こぶしファクトリー ライブ2020~The Final Ring!~」をもって解散した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で残念ながら無観客となったが、全国でライブビューイングも実施され、映像を通してファンに見守られながら、約5年4カ月のアイドル活動に終止符を打った。

 ラストシングル「青春の花」、グループを象徴する「辛夷の花」など全34曲を熱唱。リーダーの広瀬彩海(20)は「無観客ライブとなってしまったことがすごく残念ですし、皆さんに会いたい気持ちでいっぱいなんですが、全国にこぶし魂を見せつけてやりたいと思います!皆さん一緒に伝説を作りましょう」と呼びかけた。

 アンコールでは、メンバー5人が白いドレスに身を包みステージに登場。「明日の私は今日より綺麗」を歌い上げ、メンバー一人一人が感謝の気持ちを語った。所属事務所に残ることを決めた井上玲音(18)は「こぶしをいつ再結成してもいいように私が居場所を作りたいと思っています」とメッセージ。芸能界を引退する和田桜子(19)は「これからは“一般人”として生きていきます。ありがとうございました」と伝えた。

 これからは女優・モデルとしてソロ活動していく浜浦彩乃(19)は「こぶしのライブが一番好きでした。本当に楽しくて、ライブに対しての思いが一つなんです。こぶし組の皆さんの思いが伝わってたからかな」としみじみ。海外留学を決めた野村みな美(20)は「これまでマイペースすぎる私を支えてくださった皆さん、ありがとうございました」と手紙を読み上げ、事務所を離れてしばらくフリーになることを決めていう広瀬は涙を流し、「寂しくて寂しくて仕方ないです。でも、いつかみんなに会えるように頑張らなきゃいけないと思っています。5年間、本当に幸せでした」とあふれる思いを口にした。

 こぶしファクトリーは2015年に8人で結成され、同年9月に「ドスコイ!ケンキョにダイタン/ラーメン大好き小泉さんの唄/念には念(念入りVer.)」でメジャーデビュー。「第57回輝く!日本レコード大賞」最優秀新人賞を受賞した。

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