志村けんさん急死「ショック、ゆっくり休んで」列島ファンが悲しむ…
新型コロナウイルスに感染したタレントの志村けんさんが死去したことを受け30日、気さくな人柄を知る知人やファンから「ショックを受けた」と驚く声、「ゆっくり休んでほしい」と哀悼の声が相次いだ。
東京・麻布十番の繁華街。テレビ番組でお気に入りとして紹介された焼き鳥屋「あべちゃん」の阿部慎太郎店長(46)は「大スターなのに気さくな人だった。ゆっくり休んでほしい」と肩を落とした。父親が切り盛りしていた約40年前から通い、最近も年に1、2回は来店。志村さんは気取らず、焼酎を飲み、もつ煮込みや焼き鳥の盛り合わせを食べていたという。
志村さんの地元の東京都東村山市で1989年からギャグにちなむ「だいじょぶだァー饅頭」を販売してきた和菓子店「餅萬」では、小学生の時に志村さんに会ったことがあるという深井駿社長(37)が「東村山を全国に広めてくれたスーパースター。今は何も考えられません」と悲しんだ。
志村さんが出演した映画「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台となった北海道南富良野町は、ロケ地のJR根室線幾寅駅に記帳台を設けた。