志村さん追悼ドリフ3人 加藤茶「コロナが憎い」仲本「長さんの次とは…」高木「早すぎ」

 紅白で「ザ・ドリフターズ」が勢ぞろい=2001年
 志村さん(後列左から2人目)の加入会見後、ポーズをとるドリフのメンバー=1974年
 2001年12月31日、第52回NHK紅白歌合戦で歌うザ・ドリフターズの志村けんさん(左端)
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 志村けんさんの訃報を受けて、ザ・ドリフターズのメンバーが30日、所属事務所の公式ウェブサイトでコメントを発表した。加藤茶(77)は志村さんの命を奪った新型コロナウイルスへの憎しみをあらわにし、仲本工事(78)、高木ブー(87)はグループで最年少の“末っ子”志村さんを襲った突然の死に無念さをにじませた。

 「加トちゃんケンちゃん」の名コンビでもあった加藤は「ドリフの宝、日本の宝を奪ったコロナが憎いです」と、志村さんへの思いとやりきれなさを吐露。「皆さんも身近に感じて、気を付けてくださるようにお願い致します」と、コロナの恐ろしさを訴えた。

 仲本は「ドリフも順番に逝く年になったとは思ったけど、一番若い志村が長さんの次になるとは、、、。非常に悔しいです」と無念さをにじませた。70歳でグループ最年少の志村さんは、2004年に72歳で死去したリーダー・いかりや長介さんの次に亡くなったことになる。

 高木は「志村早すぎるよ、俺より先に逝くなんて。3年前に久しぶりにドリフでコントやった時、『高木さんも80歳過ぎて、頑張ってるんだから、自分も頑張らなきゃなぁ』って言ってたよね。また一緒にコントやりたかったのに。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と、志村さんとのやり取りを振り返りながら思いを記した。

 この日、志村さんが亡くなった病院前で取材に対応した事務所関係者によれば、3人には志村さんが息を引き取った直後に、電話で事務所から訃報が伝えられた。3人は一様にショックを受けた様子だったというが、志村さんを送る言葉を気丈につづった。

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