JR東京駅は前年比18%、新幹線3割に 自粛の週末鉄道利用
新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するため、不要不急の外出や東京方面への移動を自粛する要請があった週末、鉄道利用者が激減した。JR東日本が30日に公表した集計では、28日の東京駅の利用者は前年比で18%、上野駅は18%、新宿駅も24%まで落ち込んだ。
東京と各地を結ぶ新幹線や在来線特急の主要線区は28、29日で前年に比べ3割にとどまり、東京・山手線も同様に3割だった。
東京メトロも大きく減らし、全路線の利用者は前年比で28日が3割、29日は2割だった。各知事による異例の要請で、市民の行動に危機感が表れた形だ。