朝ドラ「エール」 主人公出身地・福島で35・9%の好スタート
NHKの新朝ドラ「エール」が30日に放送開始され、主人公の出身地である福島での世帯平均視聴率が35・9%の高数字だったことが31日、分かった。関東地区は21・2%、関西地区は19・9%。(数字はビデオリサーチ日報調べ)
「エール」は福島出身の作曲家・古関裕而氏をモデルにした物語。主人公を窪田正孝、妻を二階堂ふみが演じる。
30日の初回は、紀元前から始まるという、異色な展開。フラッシュモブも取り入れ、窪田が踊るなどネットでも話題となった。
前作「スカーレット」は初回視聴率は関東で20・2%。前々作「なつぞら」は22・8%だった。
制作統括の土屋勝裕氏は「エール第1回、遂に放送されました。たいへん多くの皆さまにご覧頂き、誠にありがとうございます。オープニングの原始時代に驚かれた方も多かったと思いますが、これからも見所盛りだくさんですので、エールを半年間楽しんで頂ければ幸いです」とのコメントを発表した。
同作は、29日に亡くなった志村けんさんも4月後半に登場する予定。