宝塚花組新トップ柚香光が「みなさんに会える日を楽しみに…」お披露目公演初日が延期中
新型コロナウイルスのため、兵庫・宝塚大劇場での本拠地お披露目公演「はいからさんが通る」の初日が何度も延期になっている花組新トップスターの柚香光(ゆずか・れい)が30日、歌劇団の公式インスタグラムで「またみなさまとお会いできる日を楽しみに、私たちも健康管理を徹底してまいります」と動画でメッセージを寄せた。同インスタグラムでは、これまで写真や公演PR動画はあったが、スターが語り掛ける形での投稿は初めて。
本来なら3月13日にお披露目公演の初日を迎えているはずだった。だが数度の休演延長で、いまも幕は開けられていない。そんななか、大劇場のロビーで撮影された動画では、多くのファンからメッセージが届き「勇気とエネルギーをいただいている」と明かした。そして「大切な方を、大切にされてきたことを守りたいと心を痛めていらっしゃる方が大勢いらっしゃると思います。そんな皆様に少しでも多くの笑顔があふれるように、心から願っております」と語りかけた。
またトップ娘役の華優希(はな・ゆうき)も「当たり前の日常が過ごせず、大変なことが多く、このような状況が1日も早く終息することを私たちも切に願っております」と訴えた。
また「皆様と笑ってお会いできる日を楽しみに、私たちも健康管理を徹底してまいりますので、どうか皆様もお元気でいらしてください。感謝と祈りを込めて」と2人でカメラに向かい手を振っていた。
大劇場の千秋楽は4月20日。現在、12日までの休演が決まっている。