佐藤浩市 アニサキスに当たったと明かす…寄生虫の一種、「痛かった」
俳優の佐藤浩市(59)が31日、読売テレビ「かんさい情報ネットten.」(月~金、後4・47)に出演し、今年になってアニサキスに当たったと明かした。アニサキスとは寄生虫の一種で、サバやアジなどの魚介に寄生。それらを食べることで、アニサキスが胃壁や腸壁に潜り込んで激痛を起こす。
佐藤は公開中の映画「Fukushima50」に主演。東日本大震災で、福島第一原子力発電所が重大な危機に陥り、「原発内で戦い続けた50人の作業員」を描いた。同作について佐藤は「地震があった、天災があった。災害の爪痕というのは負の遺産でしかないけれども、負の遺産は少しだけ形を変えることで明日への遺産に変えられるんです」と訴えた。
中谷しのぶアナウンサーが佐藤が描く「これから」について質問すると、佐藤は「僕自身に夢なんかない」と返答。「どんどん気力体力、衰えていき、今年に入ってアニサキスにあたり…」と苦笑いでぽつり。「痛かったですけどね」と笑った。中谷アナが「まだまたですよ」と一層の活躍を願うと、「いやいや、まだまだとは思ってないです」と苦笑いで応じた。