野口みずきさん 金のアテネで軽い熱中症に「世界中にすいませんな映像流してしまう」
アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさん(42)が5日放送の日本テレビ「上田晋也の日本メダル話」に出演し、アテネで本番中、軽い熱中症を起こしていたことを打ち明けた。
最高気温35度という過酷な条件下でのレースとなったアテネで先頭集団を引っ張った理由を、野口さんは「集団の中、けっこう選手たちが発する熱とかがこもってしまうような。ちょっと風通しも悪いし、そういうのが嫌で」と説明した。
ところが15キロ過ぎ、「吐きそうになったんです。もどしそうになったんです」と、軽い熱中症になってしまう。野口さんは「もしも私が、今このタイミングで(吐いたら)、世界中にちょっと、すいませんな映像を流してしまうことになるんだろうな」という思いで耐えたが、意識はもうろうとしていたという。