黒沢かずこ 味覚・嗅覚の感じにくさと「鼻の奥に鼻水が残る感じ」…肉声で症状告白

 新型コロナウイルスへの感染を発表した「森三中」の黒沢かずこ(41)が6日、森三中のYouTubeチャンネルを動画でなく肉声による音声のみで更新。約3分間の投稿で、不調を感じてからコロナ陽性と診断されるまでの経緯を説明した。もともと鼻につまったような声が特徴だたが、投稿された声はより鼻声だった。

 当初、吉本興業からは、3月21日昼に「発熱症状が見られ」と発表されていたが、黒沢はYouTubeで、「熱っぽいなー」と感じ、3月21日に検温したところ、午前中は36・2度で、昼はなぜか一時的に「41・2」と表示され、すぐに計測しなおすと、36度台だったことを説明。「発熱」と伝わってしまった21日も含めて、平熱だったことを明かした。

 それでも、念のために病院へ。インフルエンザの検査なども受けたが、「コロナの感染ではない」と診断され、「一応、2日休んでください」と指示され、自宅療養した。

 その後、「熱とか咳(の症状)もなかった」ため、25日に森三中の3人での仕事で復帰。翌26日は「風邪の症状…鼻の奥に鼻水がある感じが続いて」おり、再び医療機関を受診。「炎症を抑える薬」を処方されたという。

 咳や熱、倦怠感などの症状はなかったが、「味覚・嗅覚の感じにくさ」が続いており、26日夜に、味覚・嗅覚が感じにくい、というのが新型コロナの症状の一つ、というニュースを見て、不安に。感染を心配し、「いろんなとこに電話したんですが」と保健所を含む医療機関に電話で問い合わせをしたが、「『それだけではコロナウイルスの症状ではない』と判断」され、PCR検査を受けさせてもらえなかったことを明かした。

 黒沢は4月1日、別の病院でようやく検査をしてもらい、3日夜、陽性と診断された。

 レギュラー出演する日本テレビ系「ヒルナンデス!」では6日、黒沢のメッセージが読み上げられた。咳や発熱、倦怠感などの症状はないが「鼻水が鼻の奥に残っている感じで、味覚と嗅覚が感じにくく、風邪を引いた後という診断を受けていました」と明かしていた。

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