笠井アナ 緊急事態宣言は「海から逃げて!と同じ迫力で家から出ないで!と伝えて」
元フジテレビで悪性リンパ腫で入院中の笠井信輔が6日、ブログを更新し、緊急事態宣言が出される現状と大津波警報を重ね「海から逃げて!」と同じ迫力で「家から出ないで!」と伝えるべきであると強く訴えた。
笠井アナは現在6回目の抗がん剤5日間24時間投与が始まったばかり。そんな中で想いを馳せるのは7日に出される「緊急事態宣言」のこと。報道では「外出自粛は要請であって強制力はありません」などと説明しているが「『緊急事態宣言なんだから、とにかく出るな!』と『今までと状況が違うのだ!』とキャスターの皆さんには強く言って欲しいんです」と訴えた。
「緊急事態宣言が出ようとしている今は、大地震が起きて、大津波警報が出る直前と同じと考えていいと思います」ともつづり「あの時必要なメッセージは『海から逃げて!』これと同じ迫力で、今回は『家から出ないで!』細かな事はいいので、これを強くテレビから訴える必要があると思うんです」ともつづった。
その一方で、緊急事態宣言下でも出勤しなければならない医療従事者、介護士、保育士、スーパー店員、運送関係、交通関係などの人たちへの「配慮、感謝やねぎらいの言葉を忘れてはいけないと思います」とも記した。
そして緊急事態宣言後の報道については「是非、がらんとした街の状況を放送してほしいと思います」「のんきに歩いている人たちのインタビューを延々と放送しないでほしいと思います」とも訴えていた。