松本人志「ヒマヒマ」ツイート 「ナイトスクープ」「松本家」の収録不可
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は7日、緊急事態宣言を発令した。NHKは連続テレビ小説「エール」と大河ドラマ「麒麟がくる」の収録見合わせ期間を延長すると発表するなど、テレビ各局も対応に追われた。ダウンタウンの松本人志(56)は7日午後、ツイッターで「ヒマヒマ」と投稿するなど、コロナの影響でテレビなどの仕事が中止や延期になっている様子をうかがわせた。
松本のツイートは「いよいよ。とうとう。ヒマヒマ」という短いもの。この投稿に、松本が『お母ちゃん』役で出演しているABCテレビ「松本家の休日」の公式ツイッターが「お母ちゃん…」と即反応。ネット上では「スタジオでの収録は大丈夫ですよね?」などと心配の声があがるなど反響が広がった。
松本はABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」で『局長』を務めるなど、関西ローカルの2番組にレギュラー出演している。「ナイトスクープ」に関しては、5月上旬放送分までの収録を終えているが、それ以降のストックはない。番組の『探偵』たちが、視聴者の疑問や質問に答える番組だけにロケは必須。ロケができないとなると、基本的には新たな番組収録が難しくなる。
同局関係者は5月上旬以降については「総集編になるのか、再放送になるのか、などは検討中」としており、熱烈なファンが多い同番組だけに、“探偵業務”が遂行できるのか、どういう形での放送となるのか、注目される。松本は昨年11月、西田敏行の後任として3代目新局長に就任した。
また、街ロケなども行う「松本家の休日」は、スタジオ収録で乗り切ることも可能だが、同局は「報道や情報番組以外、ロケやスタジオでの収録は原則、やらない方向」とコメント。“スタジオ収録で継続を”の声もあがっているが、現状では新たな収録は難しい状況だ。
なお、松本の相方・浜田雅功も関西ローカルでレギュラーを持っている。特にゆるゆるとした街ロケで人気のMBS「ごぶごぶ」はどうなるのか。同局は6日の時点で、報道・情報番組以外の収録を7日から「当面」見合わせると発表していた。
「ごぶごぶ」はコロナの影響でロケをとりやめており、3月31日深夜放送分は19年4月16日分の再放送だった。関係者によると、3月30日に予定していたロケは中止となっていた。基本的に2週分をまとめて撮影していたが、現時点で収録のストックはないことも判明。こちらもピンチだ。