宝塚歌劇 106期生の初舞台が中止に 6月末まで全公演を中止でスケジュール見直し
宝塚歌劇が9日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言などを受け、全公演を6月末まで中止すると発表した。
公式HPなどで、「宝塚歌劇では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、4月12日(日)までのすべての公演を中止させていただいておりましたが、その後の感染拡大の状況に加え、地方自治体の対応や政府の緊急事態宣言の発令などに鑑み、各公演の中止期間を6月末まで延長させていただくことといたしました」と伝えた。
花組は新トップ柚香光(ゆずか・れい)のお披露目公演が本拠地・宝塚大劇場と東京宝塚劇場の両方が全日程中止。星組新トップ礼真琴(れい・まこと)のお披露目公演「眩耀の谷/Ray」の東京宝塚劇場が中止に。また106期生初舞台となる月組公演「WELCOME TO TAKARAZUKA/ピガール狂騒曲」も東西で中止となった。
歌劇団では「7月以降の公演予定につきましては、今後の状況を慎重に見極めながら、宝塚大劇場および東京宝塚劇場の公演スケジュールの見直しも含め、改めて検討のうえ、追って当ホームページにてご案内いたします」と年間スケジュールの大幅見直しを示唆。中止となった公演の上演を含め、検討中としている。