MBS コロナ感染の60歳役員が死亡 制作、アナウンサー室など担当
MBS(毎日放送、大阪市)は9日、新型コロナウイルスに感染し入院していた60歳の制作担当の男性取締役が同日、死亡したと発表した。その後、亡くなったのは取締役の岡田公伸(おかだ・きみのぶ)氏と公表した。今月7日に新型コロナウイルス感染が判明していた。
岡田氏は東京進出前のダウンタウンの超人気番組「4時ですよ~だ」(87~89年)時代から、浜田雅功とは30年来の付き合いだった。早稲田大学商学部卒業後の1983年4月、毎日放送に入社。制作局などを経て、昨年6月に取締役に就任。アナウンサー室、制作局、東京制作局担当を兼任していた。
岡田氏は先月26日から咳や発熱などの症状などがあったが、いったん収まった後、出社していた。しかし、再び発熱したため、31日に早退し、自宅で休養。今月4日に西宮市の病院に入院して肺炎と診断され、今月7日にPCR検査でコロナ感染の陽性と確認された。
同局は、役員と接触のあった社内外の人に連絡し、社員らを自宅待機とし、社内の消毒などを実施している。