たけし 志村さんの死で「うつになっちゃった。ノイローゼになった」

 ビートたけし(73)が11日、レギュラーを務めるTBS系「新・情報7daysニュースキャスター」に出演。3月29日に亡くなった志村けんさん(享年70)について、初めて語った。たけしはあまりの突然の別れに「ちょっと鬱(うつ)になっちゃった」と語るなど、ショックの大きさをにじませた。

 先週の同番組の放送がお休みだったため、雑誌のコラム以外でたけしが志村さんについて触れるのは今回が初めて。

 「けんちゃんは苦労してるからね。荒井注さんがやめるまでボーヤ(ドリフターズの付き人)だったからね。」と正式にザ・ドリフターズのメンバーとなるまでの若き日の苦労をしのび、「お笑いについては、コント、芸人そのもので。コント一筋の人で、なかなかできないですよ、こういう人は。テレビの時代が変化しても、この人はやっぱり、お笑いのコントを突き詰めた」と笑いに対する努力と才能を称えて、最大限の尊敬の思いを語った。

 志村さんは3月20日に病院に搬送された。意識は戻らないまま、29日、息を引き取った。新型コロナウイルスへの感染が公表されたのは25日。たけしは「何もこれで逝かなくたっていいじゃない…。もうちょっと、人間はいずれ死ぬけど…」とコロナによる肺炎で突然、この世を去ったことを悔やんだ。

 「ちょっとうつになっちゃって、ノイローゼになっちゃって」とも打ち明け、「何にも考えなくなくなったね…。オレはこれからどういう人生を歩むんだ…ぐらいまで、考えた、やっぱりね。どうしよう、と思ったね」とショックの大きさを口にしていた。

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