柳澤秀夫氏 異変も報ステ出演の富川アナに「簡単に批判できない」
元NHK解説委員でジャーナリストの柳澤秀夫氏が13日、カンテレ(関西テレビ)で放送された「報道ランナー」(月~金曜、後4・45)にリモート出演。テレビ朝日「報道ステーション」の富川悠太アナウンサー(43)が新型コロナウイルス感染と診断されたことについて「人ごとじゃない」などと語った。
「報ステ」の月曜から木曜までのメインキャスターを務める富川アナは、今月3日(金曜)と4日(土曜)の朝に38度の高熱が出たが、すぐに平熱に戻ったため、番組を休むことなく6日から9日まで出演。10日に入院し、11日に検査で陽性と診断された。7日には痰(たん)がからむ感覚、8日には少し息切れを、9日には階段で息苦しさを感じていたという。
意見を求められた柳澤氏は「これ、難しいな、って正直思いました。精神論で、やってしまった、って批判しようと思えば簡単に批判できますけど、簡単に批判できる話じゃない。自分に置き換えたら、同じようなことやってしまうんじゃないか、と思うんです」と異変を感じつつも、番組に出演し続けてしまったことについてコメント。
今回の富川アナの感染判明を受け、「いつでもどこでも誰でも(新型コロナに)かかるという意識を持たなきゃいけない。人ごとじゃない、ということを実感させられました」と話した。