清水建設 社員がPCR検査後、自宅待機中に容体急変し死亡
清水建設は13日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言の対象の7都府県で、全ての作業所を閉所する方針を公式サイトで発表した。都内の同一作業所に勤務する3人がPCR検査をうけ、陽性と判明したこと、うち1人は、検査後も体調不良が続き、自宅待機中に容体が急変し、亡くなったことも公表した。
亡くなった後に、検査結果が判明し、「陽性」と確認されたという。
公式サイトでは「この度、当社の東京都内の同一作業所勤務者3名が、発熱等があり、新型コロナウイルス(PCR)検査を受けた結果、『陽性』と判明しました。なお3名のうち1名は、検査後も体調不良が続き自宅待機をしていたところ、容態が急変し、亡くなりました。その後、『陽性』と判明したものです。現在、保健所の確認を得ながら、適切に対応を進めております。」と説明した。
その上で「当社グループ及び協力会社社員の生命・安全を最優先事項と考え、またこの感染症の拡大阻止の一層の強化を図るため」に、緊急事態宣言終了までの間、対象の地域の作業所を閉所すると発表した。