笠井アナ、富川アナ非難の声に待った「情報があまりにも少ない」早期回復願う

 悪性リンパ腫で入院中の元フジテレビ・笠井信輔アナウンサーが13日、ブログを更新し、テレビ朝日の富川悠太アナの新型コロナ感染について一部で非難の声があがっていることに、「この件に関して意見するのはもう少し詳しい情報が出てからでも遅くない」と訴えた。

 笠井アナは「ついにこの時が来てしまいました」と切り出し、富川アナの感染について触れた。笠井アナは富川アナとは取材現場などで一緒になったこともあり「礼儀正しいまっすぐな人」と紹介。テレビ朝日は富川アナの発症の経緯などを公表しているが、「今発表されている情報はあまりにも少ないと思いませんか?」ともつづった。

 「考えてもみてください。毎日毎日、報道の最前線で、あらゆる情報に触れているアナウンサーが、コロナウイルスの危険性を毎日何千万という国民に伝えているアナウンサーが、4月に入って38度の発熱をした時に、周りに黙ったまま平然と会社に来てスタッフや出演者と打ち合わせをしてそのまま番組に出ると思いますか?」と冷静に指摘。

 また4月からはより一層、テレビ局全体の意識が高まり、各局リモート出演などが増加したことにも触れ、そんな時期に「果たして富川さんは誰にも相談せずに自分の体調不良をひた隠しにしていたのでしょうか?」とも疑問視。「この件に関して意見するのはもう少し詳しい情報が出てきてからでも、遅くないと思います」と呼びかけた。

 そんな中、富川アナの「落とし穴」について、笠井アナは自身の経験も踏まえ「我々アナウンサーが持っている『プロ意識』」「強い責任感」を上げた。「その責任感ゆえに、伝え続けなければと言う使命感のもとに、発熱を押して番組に出演していたとすれば、今、最も後悔をして、最も反省をしているのはご本人だと思います」ともつづった。

 そして最後に「富川さん、ぜひともあなたの貴重な体験を、世の中のために発信してください」とも呼びかけ「早く良くなってくださいね」と早期の回復を祈っていた。

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