東京JAZZが初の中止を発表 5月開催予定も「世界規模で移動制限の中、実施は困難」
国内最大級のジャズフェスティバルの「TOKYO JAZZ+plus」主催者は14日、5月22日から24日まで東京・渋谷のNHKホールなどで行う予定の同イベントの中止を発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため。
同イベントは02年以来、夏の風物詩として定着。国内外のアーティストが集結し、話題を呼んでいた。今年からは5月に開催時期を変更し、ケヤキ並木での無料ステージも設置。より多くの人にジャズに親しんでもらうよう企画も計画されていた。今年で19回目だが初の中止となる。
主催者は「お客様と出演者の安全・健康管理のため、また、出演予定のアーティストについて、世界的な規模で移動制限が行われている状況の中、予定する公演の実施が困難と判断したため」とした。
今年の出演者は上原ひろみ、ハービー・ハンコック、小曽根真、平原綾香が名を連ねていた。