元HKT48・谷口愛理容疑者を大麻取締法違反で逮捕 容疑を一部否認
福岡県警西署は16日、乾燥大麻を所持していたとして大麻取締法違反の疑いで、アイドルグループ・HKT48の元メンバーで、住所不定のアルバイト、谷口愛理容疑者(21)を逮捕した。
逮捕容疑は、3月26日午前10時45分ごろ、家族が住んでいる福岡市中央区のマンション一室で乾燥大麻0・025グラムを所持した疑い。同署によると、谷口容疑者は「週に1度程度しか帰宅していなかった」という。
捜査関係者はデイリースポーツの取材に対し、今年1月に福岡市内の男性宅で大麻を押収し、当時、男性の交際相手だった谷口容疑者が男性宅に出入りしていたことから、谷口容疑者宅を捜索し、大麻が発見されたと明かした。谷口容疑者は調べに対し、容疑を一部否認。大麻は交際相手の男性が自宅を訪れた際に置いていったバッグに入っていたと主張し、「大麻であることは薄々気づいていた」などと話しているという。
谷口容疑者は2011年11月、HKT48に1期生メンバーとして加入。ニックネームは「あいりす」。愛らしいルックスで人気を誇った。だが12年8月、劇場支配人のツイッターなどに、ファンとの私的交流を行っているとの書き込みがなされ、同月18日に突如、活動辞退が発表された。HKT48の運営側は、辞退理由を発表しなかったが、関係者によると、素行不良による事実上の解雇だった。
その後、14年に芸能事務所「オフィスアウイ」に所属し、芸能活動を再開。モデル業などを行っていた。逮捕当時は、福岡市内のキャバクラでアルバイトをしていたという。