渦中のテドロス事務局長の謎の一単語ツイートに波紋 「愛」「忍耐」呼びかけも炎上
新型コロナウイルスの脅威を過小評価し、世界的な感染拡大を招いたとして批判にさらされている世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長(55)が16日から自身のツイッターで“一単語ツイート”を連発し、波紋を呼んでいる。
16日に突如、「Solidarity(団結)」とつぶやくと、「Humanity(思いやり)」、「Unity(結束)」、「Love(愛)」、「Values(価値)」、「Confidence(信頼)」、「Humility(謙虚)」、「Courage(勇気)」、「Perseverance(忍耐)」と、次々と投稿している。
16日は米国のトランプ大統領がWHOが「中国寄り」だとして拠出金の停止を表明したタイミング。インターネット上の署名サイトではテドロス氏の解任を求める電子署名の数が100万人に迫っており、なんらかの抵抗を示したものと思われる。
ただ、99万人のフォロワーを抱える同氏のつぶやきは、現在、投稿の度に“炎上”しており、これらの一単語ツイートにも風刺画などとともに批判が殺到。「自分に足りないものをつぶやいているのか?」、「テドロスのPRチームが次の1ツイートをどうするか悩んでいる」、「言葉遊びするな」などの声を世界中から浴びている。