「3月の大分旅行」で安倍昭恵氏のインスタ炎上 首相の説明にも「そこじゃない」
安倍晋三首相の昭恵夫人が国内で新型コロナウイルス感染が拡大していた3月中旬、大分県を旅行していたと週刊文春が報じて物議を醸している中、更新が2月上旬から止まっている昭恵氏のインスタグラムにも批判のコメントが殺到し、炎上状態になっている。
昭恵氏のインスタグラムは、2月9日に宮城県気仙沼市の飲食店で「ランチ」をしたとして店舗前で記念撮影した写真が投稿されているのを最後に更新されていない。ところが、この9週間前の無関係な投稿に対しても、「大分旅行」報道があった今月15日以降に続々とコメントが書き込まれている。
17日夜には「先程の総理の会見も上っ面にしか聞こえなくなってしまいました。反省し誠意を持って国民に謝罪してください」「花見と大分旅行と開いた口が閉じません。見直してください、あなたの行動が民度を下げています」「#赤木さんを忘れない→#安倍さんを忘れたい」「外出控えろって旦那が言ってるよ」などのコメントが書き込まれた。
週刊文春の記事によると、昭恵氏は3月15日に約50人の団体ツアーと共に大分県宇佐市の宇佐神宮を参拝。ツアーの主催者に「コロナで予定が全部なくなったので、どこかへ行こうと思っていた」と連絡し、参拝のみに合流したという。昭恵氏は3月下旬にも知人らと桜の下での集合写真が報じられており、危機感が薄いと批判が強まっている。
安倍首相は17日の衆院厚生労働委員会で野党議員の質問に対し、「事前に本人より聞いていた」とし、団体ツアーに参加したのではなく、参拝のみ団体と合流し、それ以外の観光などは行っていないと説明。3月15日は東京都が外出自粛を要請する前であり、問題はないとした。
首相の釈明について、ツイッターでは「とっくに休校になってますよね、この時期。子供達は健気に家に閉じこもってますよ」「ツアー参加じゃないとか国民が問題にしているのはそこじゃない」などの指摘が続いた。