「しんのすけー」にファン涙腺崩壊「クレヨンしんちゃん」で藤原さん追悼
テレビ朝日で18日、アニメ「クレヨンしんちゃん」(土曜、後4・30)が放送され、今月12日にがんのため亡くなった声優の藤原啓治さん(享年55)をテロップで追悼した。藤原さんは同番組で、2016年までしんのすけの父・野原ひろしの声を担当していた。
本編終了後、ひろしの笑顔がアップとなり、「放送当初から2016年までの24年間、野原ひろしの声優を務めていただいた、藤原啓治さんが逝去されました。ご冥福を心からお祈りいたします。」というテロップが流された。さらに野原一家4人と愛犬シロが河原を散歩するカットになり、藤原さん演じるひろしが「しんのすけー」と呼びかける声もオンエアされた。
これに、ネットでは「藤原さんの声で終わったの泣いた…」「最後にヒロシが言うのずるい 若過ぎる……ご冥福をお祈りします」「やっぱりあの声に育てられたんだなぁと実感。テレ朝も粋なことしてくれるなぁ」と涙腺崩壊コメントが多数寄せられた。
藤原さんは「クレヨンしんちゃん」のほか、「ケロロ軍曹」のナレーション、「アイアンマン」シリーズのトニー・スターク役などで知られるロバート・ダウニー・Jr.の吹き替えなどで人気だった。16年以降、野原ひろしの声は森川智之(53)が担当している。