ムロツヨシ GP帯連ドラ初主演 監督へ“営業”効いた?溺愛の娘役に永野芽郁
俳優・ムロツヨシ(44)が7月期の日本テレビ系ドラマ「親バカ青春白書」(日曜、後10・30)で、ゴールデンプライム(GP)帯の連続ドラマに初主演することが20日、わかった。同局系ドラマ「今日から俺は!!」などのヒットコメディーを手がけた映画監督で脚本・演出家の福田雄一氏(51)のチームによる最新作。親バカのシングルファーザーに扮(ふん)し、溺愛される娘役の永野芽郁(20)と笑いを届ける。
ムロが演じるのは、シングルファーザーの小説家・小比賀太郎。妻を病気で亡くし、親子2人で仲良く暮らしていたが、娘・さくら(永野)が大学で初めて共学校に通うことに。大好きな娘を心配しすぎるあまり、同じ大学に入学して同級生になってしまう…という役どころだ。
福田作品の常連でもあるムロは、満を持してのGP帯連ドラ初主演。「実は5、6年前から、飲み屋で福田監督にはこっそり営業してたんですよ。『まだだよ、ムロ主演ドラマ、まだだよ!雄一。』と呼び捨てでアピールしていました(笑)ようやく今回夢がかないました」と喜んだ。
今作品では、ゼミやサークル、合コンなど若者の青春に父親である40歳のおじさんが紛れ込み、学生生活をとことんエンジョイしてしまう中で、父娘が家族の絆を深めていく。実生活では、大学を3週間で中退しているムロは「今回はもっと学食とかを楽しみたい。掲示板の前で待ち合わせして『待たせてごめん!』とかやってみたいですね」とノリノリ。「でも実際、娘と同じ大学に親がいたら気持ち悪いですよね。ホームコメディーですけど、ホラーかもしれません(笑)」と見どころに触れた。
永野は同局系「3年A組-今から皆さんは、人質です-」以来の1年半ぶりのドラマ出演。「ムロさんとご一緒できることはとてもうれしいです。どんな親子になるのか今からとても楽しみ。出演者のみんなと一緒にコケてみたいですね(笑)」と撮影を心待ちにした。