野口健氏「本当は今頃ヒマラヤに…」 残念がるも医療従事者思えば「家にいるのは何てことない」
登山家の野口健氏(46)が21日、TOKYO FM「Blue Ocean」に生出演した。同番組は元NHKでフリーアナウンサーの住吉美紀(47)がパーソナリティーを務めているが、19日に新型コロナウイルス感染の疑いで入院し、フリーアナウンサーの吉田明世(32)が20日から代役で出演している。
野口氏は「Blue Ocean Professional」のコーナーにゲストで登場した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で登山もままならず「本当は今頃、ヒマラヤにいるはずだったんですよ。3月の中旬までは日本の山に行っていたんですが、みんなが山に行ったら山小屋で感染するかもしれない。日本の山も我慢して家にいます」と明かした。
野口氏は家の中での過ごし方を「この際、ウチの掃除を徹底的にやろうかと。整理整頓からフローリングのワックスとか。部屋が乱れると心も乱れるでしょう」と明かし、「モヤモヤしたら、土に触るとものすごく落ち着きますよ。手紙を書くのもいいと思いますよ」とアドバイスした。
さらに、野口氏は新型コロナウイルスと戦う医療従事者に敬意を表し「病院の関係者の方は家にも帰れず、車の中で寝ています。その方たちの苦しみをみると、家にいることは何てことはない」と強く訴えた。