石破茂氏“アベノマスク”を開封し「こんな、ちっちゃいんだね」

 自民党の石破茂元幹事長が22日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」に出演し、各世帯への郵送が始まった布マスク(俗称・アベノマスク)への感想を語った。

 ゲストコーナーに出演した石破元幹事長は、パーソナリティの大竹まことから番組で用意された袋入り“アベノマスク”の開封をうながされた。初めて実物を見たという石破元幹事長は、実物を手に「こんな、ちっちゃいんだね」と率直な感想を漏らした。

 布マスクの配布自体には、全体的なマスクの需要を下げるという点で効果があるとする意見がある反面、予算をつけて行うべきことかという指摘など、批判的な意見もある。政策としてのマスク配布に対する意見を求められた石破元幹事長は「配ることはいい事なんです。『無いな、悲しいな、手に入らないな』と思ってる人はいっぱいいるわけでね」とした上で、「優先順位としてはどうなんだろう」という点に言及した。

 東京・大阪のように、感染者数が増えている自治体を挙げ、「医療現場の人たちの負担を少しでも減らす」ことや、「危険手当」に相当するものを用意することを提言した。この他にも、「お家に帰れない人がいっぱいいる訳だから、そういう医療関係の方々に安心して休んでいただける、そういう所を提供するお金とかね。医療関係の特別なマスクも必要ですからね。あるいはガウンのようなもの」と財源が必要だと考えられるものを例示。「国民からいただいた税金を使う時に、そうだよねって大勢の方々に言っていただける使い道は他にもあったんじゃないの?っていう事ですよね」とした。

 また、大竹から枚数の点についての所感をたずねられると、生産能力の問題があると指摘。その上で、「じゃあその増産分がいったいどれだけで、いったいどこに滞留しているのか。そういう情報っていうのは分かるはずなので、そういうのをね、もっと今こうなってますよっていうその数字を包み隠さずにお知らせした方が、政府の言うことって信用出来るよねって思ってもらえる」と語った。

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