蓮舫議員、自民議員の横暴視察訴えた女性本人に「確認」「心底驚いた」

 参議院の蓮舫議員が23日、ツイッターを更新し、10代女性向けシェルターなどを運営している団体代表の女性が自民党議員から視察を受けた際の出来事をリツイート。「心底驚いた」とつぶやき、その女性に確認を取ったことを明かした。

 蓮舫議員は、さまざまな事情で家にいられない、特に若い女性を対象としたシェルター活動などを行っている支援団体代表女性のツイッターをリツイート。10代女性は無料で利用できるバスを使ったカフェなども展開していると紹介した。

 その支援団体の女性はこの日、ツイッターで自民党議員が視察にやってきた際の出来事を事細かくツイートし、ネットでも話題となっていた。

 女性のツイッターによると、自民党議員から視察に行きたいとの連絡があったことから「5人までなら」と伝えたものの、待ち合わせ時間に来たのは秘書や新宿区議など総勢15人近く。身元が分かると危険な女性もいる中で、許可なく写真を撮る人もいたという。さらには暴力被害を受けた女性がいるにも関わらず大声で秘書を怒鳴る人もおり、女性たちは「精神的ショックを受けている」こともつぶやかれている。

 この一連のツイートをリツイートした蓮舫議員は「心底驚いたのでご本人に確認したところ、『視察』で自民党の議員、区議会議員、秘書らが訪れ、約束と違うこともあったので驚いています、とのことでした」と支援団体女性の言葉を紹介。

 さらに「視察」に参加した国会議員のSNSを確認したところ「ボランティア活動で参加してきました」とも書かれていたといい「それにも驚きました、と」とツイート。蓮舫議員は「最初3~4人なら視察対応できるとしたのに、大勢での視察、カメラでの撮影等の対応、三密そのものでは。必要なのは予算措置です」と訴えていた。

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