石田純一「一刻の猶予もない」のでアビガン投与 2回目までは「大量」
新型コロナウイルスに感染し、入院中の俳優・石田純一(66)が23日、木曜レギュラーを務める文化放送「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!」(月~金曜、後3・30)に出演。入院中である都内の病院から現在の病状を語った。この日流された音声は22日に病室で録音されたもの。16日放送に続いて2週連続で録音出演した。石田は治療にアビガンを使用したことを一部メディアに語っていたが「一刻の猶予もない」状態だったことを明かした。
石田は番組のチーフプロデューサーの電話に答える形でコメント。体調について、今は平熱に戻ったものの、肺炎の状態は続いていることから入院しているとした。
治療で使用したのが、脚本家の宮藤官九郎氏も使ったというアビガン。「実は沖縄から帰ってきた次の日の朝に初めて平熱を超えた。これはまずいってことで、4月15日には完全にこりゃだめだと。8度8分とかになりまして即入院」という状態に。
検査をしたところ陽性反応がでたことから「一刻の猶予もないので、アビガンでという話をいただきまして、1回2回は大量投与だったんですね。呼吸も弱くなってきたもんですから、いろんな意味で猶予ないということで」と大量のアビガンを服用したことも明かした。
アビガン投与のかいもあり「おかげさまでアビガン効いて。その後、本当に悪くなることもなく、急激に、劇的に回復はしてませんが、悪くなることもなく小康状態、4日間ぐらいで平熱ぐらいまで来ました」と語った。
熱も下がり、目立った症状はないというが、肺炎の症状がまだ残っていることから、声はまだまだ弱々しかった。