女優の岡江久美子さんが新型コロナウイルスによる肺炎により２３日午前５時２０分、都内の病院で亡くなった。６３歳。所属事務所が公表した。

　岡江さんは今月３日に発熱し、自宅療養していたが、６日に容体が急変し、緊急入院。ＩＣＵで人工呼吸器を装着し、その後、ＰＣＲ検査でコロナ感染が陽性と確認された。懸命な治療を続けていたが、帰らぬ人となった。

　岡江さんの訃報は午後３時１５分すぎに伝わった。読売テレビ「情報ライブ　ミヤネ屋」では、生放送中の３時２６分に緊急ニュースとして伝えた。

　コロナの話題について取り上げている最中だったが、ＭＣの宮根誠司が「んっ？！」と声をあげた。

　直後に画面に「訃報　女優・岡江久美子さん（６３）死去」の文字と「新型コロナウイルス」の文字が表示された。宮根は「これ、ちょ、ちょっと、すいません」と驚きを隠せず、「新型コロナウイルスで女優の岡江久美子さんがお亡くなりになった…？」と確認するように語尾を上げた。

　その後、速報が読み上げられると、「えっ…えーっと、岡江久美子さん、新型コロナウイルス、感染してらっしゃるというニュースも入ってなかった、入院してらっしゃるというニュースも入ってなかったんですが…詳細分からないんですが…」と突然の訃報に平常心ではいられない様子がみてとれた。