テドロス事務局長 辞任要求署名が100万人突破 コロナ初動遅れ、中国寄りに批判

 新型コロナウイルスの脅威を過小評価し、世界的な感染拡大を招いたとして、批判にさらされている世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長(55)の辞任を求める電子署名数が24日、日本時間午後6時40分過ぎに100万人を超えた。

 署名サイト「Change.org」で行われているもので、1月31日に署名を開始した人物は「テドロス氏はWHO事務局長として全くふさわしくないと非常に強い憤りを覚えます。そして即時に事務局長職から退くことを要求します」と、している。同事務局長は22日の会見で辞任を否定している。

 テドロス事務局長には中国・武漢で感染が拡大した際の初動対応などに批判が集まっている。今月16日にはWHOに最大の資金を拠出している米国のトランプ大統領が、WHOが「中国寄り」だとして、昨年は4億ドル以上だった資金拠出の停止を表明した。

 一方で、同サイトではテドロス氏を「支持する」という署名も行われており、約13万人の署名が集まっている。

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